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シーン7「スピナー・テイクオフ」:前半パート完成

久しぶりのブログ更新です。細かい更新はFacebookとTwitterで行っていますので、そちらもご覧ください。

予想以上に時間を要した編集

当初は1ヶ月ほどで完成する予定だった「スピナー・テイクオフ」シーンですが、思ったより時間がかかってしまいました。半年かかってようやく半分できたところです。
時間がかかった最大の原因はビルの置き換え作業です。

以前にも書いたように、ホワイトドラゴンカットではスピナーの離陸場所をオリジナル版とは違う場所に変更しています。

オリジナル版では、デッカードたちは一旦スピナーを通り越しUターンして戻ってくる。
ホワイトドランカットでは、スピナー離陸地点をビルBに変更し、デッカードたちは最短ルートでスピナーにたどり着くことができる。

この変更を実現するためには、デッカード達の後ろのビルをビルB(ブックストア・ビル)に置き換える必要があります。しかし、リドリー・スコットがブレードランナーの撮影時に編み出したレイヤー技術のせいで、ビルの置き換え作業に予想した以上の時間がかかってしまったのです。

リドリー・スコットが編み出したレイヤー手法

ブレードランナー制作にあたってリドリー・スコットが編み出した手法の一つがレイヤー手法です。
撮影する空間をカメラから奥に向かって幾つかのレイヤーに分け、それぞれのレイヤーに人物や物を配置するという手法です。
多くのレイヤーを重ねることで空間に奥行きが出て、情報の解像度も上がるというわけです。

しかし、スピナー離陸シーンのビルディングだけを別のビルに置き換えようとすると、このレイヤーが置き換えの邪魔をすることになります。
レイヤーごとに人物や物をマスクで切り出し、ビルだけを置き換えなければいけません。このマスクによる切り出し作業に時間がかかりすぎたわけです。

前半パートの見どころ

さて、前半パートの見どころを3つ紹介します。

シーン7「スピナー・テイクオフ」:前半パート

2 Comments

  1. 菊千代 | | 返信

    ボブさんの出番がほんのちょっとだけ増えていますね。

    • kazuchoice | | 返信

      コメントをありがとうございます。
      ガフのことかな?
      ガフの出番は本シーンの後半でも増える予定です。ガフ、魅力的なので^^;
      引き続き応援ください。

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