ポリス・スピナーの走行形態から飛行形態へのトランスフォームの完全再現計画、いよいよ今回が最終回です。
リヤバンパーの動きはどっち?
前回の記事は、後部バンパーの動きはブループリントと実物代プロップのどちらのバンパー形状を採用するかによって変わるというところで終わりました。
実物代プロップのバンパー形状を採用するとAタイプの動きになり、ブループリントのバンパー形状を採用するとBタイプの動きになります。
でもって、僕が今回採用したのはAタイプです。理由は二つ
- 他のシーンとの整合性を持たせるため。
ポリス・スピナーの実物代プロップがA形状のバンパーであるため、オリジナルシーンと整合性を持たせるためにはA形状のバンパーである必要があります。 - 故NYzeki氏もAタイプを採用している。
ブレードランナー研究の第一人者のNYzeki氏は、自身で作ったポリス・スピナーのミニチュアでA案を採用しています。
細部にわたってブレードランナーを研究し尽くされた氏の出された結論は非常に信憑性が高いと思われます。
以上の二点からホワイトドラゴンカットではAタイプを採用しました。
スピナーのトランスフォーム、全ギミック!
さて、バンパーの動きが決定し、これにてポリス・スピナーの全てのトランスフォームが完成しました。
以下にまとめます。
スピナートランスフォーム(走行形態→飛行形態)
- 前輪部
- タイヤがフェンダー内に格納される
- ホイールカバーが移動し、フェンダーを覆う
- リトラクタブルライトがホイールカバーに格納される
- 後輪部
- タイヤがボディー内に格納される
- 後部ノズル部
- リヤバンパーが下がる
- ノズルがボディーから出る
<全てのギミックを組み込んだポリス・スピナーの3Dモデル>