前回の記事で紹介したRidleyvilleの地図ですが、大幅に間違っていたことが判明しました。
本記事にて確定版をアップします。
前回アップの地図と比べてみると、十字路の下にあった殆どのロケ場所が十字路の上の部分に移動し、移動したロケ場所と、もともと十字路の上にあったロケ場所とが複雑に入り組んだ形になりました。
実は、前回地図を作成した時に、今回の地図とほぼ同じバージョンも作っていたのですが、余りにも十字路の上にロケ場所が集中しすぎるため僕の判断で前回の地図になっていました。
しかし、”off-world news“をインターネットで運営しているブレラニアンのKippleさんから、「”On the Edge of Blade Runner”にRidleyvilleのウオークスルー映像があるよ。」とメールを貰い早速観てみると、チュウの眼工房は十字路の上だったことが判明しました。再度、映画本編や未公開カットを見直してリマップしてみると、やはりロケ場所は十字路の上に集中していたのです。
更に、十字路右上の建物は一つの巨大なビルであることも判明しました。
さて、前回でも指摘しましたが、チュウの眼工房は、デッカードが冒頭でうどんを食べるヌードルバーの真ん前に作られていました。ヌードルバーのシーンでは、眼工房の方向を映さないように撮影されています。また、チュウの眼工房のシーンでは、ヌードルバーを撤去し、ヌードルバー周辺の照明をすべて消して別の場所のように演出していました。
前回大きな疑問だった、スネークピットと逃亡したゾーラの出現場所が余りにも離れすぎていた件については、今回の地図で解決しています。
“On the Edge of Blade Runner”では、レオンのホテルを8番と紹介していました。しかし、8番はレオンのホテルの窓から外を覗いた時に見える場所(ここにガフとデッカードが降り立った)です。ホテルの窓から見える場所をうっかり「レオンのホテル」と紹介してしまったのかもしれません。実際には、映画本編ではホテル外観を映したものは一切ありません。けれど、ホテルの窓から見える8番の場所には手前に10番付近も映っているので、方向から推測して14番としました。
今回の地図をRidleyvilleの最終決定版とし、本地図を元にWDC5の新規映像を作っていこうと思います。
〈off-world new ウェブサイト〉
http://off-worldnews.blogspot.jp
ホワイトドラゴンカットを紹介させていただいた「ブレードランナー究極読本」には、実際にロケ現場やスタジオを訪れた方による記事と詳細な地図が載っております。
あくまで参考ですが、お役に立つのではないかと思います。
shuさん、情報をありがとうございます。流石、究極とつくだけのことはありますね。実は、BRの世界に更に泥沼に踏み込むことを恐れて買ってなかったんです(^^; Amazonで注文します(`_´)ゞ
いやいや、一番底なし沼にハマっているお方が、何をおっしゃる(*^_^*)