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    Create Los Angeles in 2019 (5)

    RidleyvilleのCG再現の準備中に気づいたこと

    スネークピットのあるビル周辺は、ほぼシド・ミードのプロダクションスケッチ通りに作られていた。

    既にご存知の方がいたらすいません。僕的には大発見だったので、、、
    まず、下の画像をご覧ください。

    左がシド・ミードのスケッチ、右が映画で描かれたスネークピットのビルです。
    エントランスが柱2本で支えられ鋭角に張り出した構造(黄の枠で囲った部分)、右側面の壁が中間で凹型に折れ曲がっている構造(緑の枠で囲った部分)が同じです。
    スネークピットビルの電照がスケッチのものと大幅に変更されているので、今まで気づきませんでした。

    また、映画の画面には収まっていませんが、スケッチの左側に描かれているビルも、ちゃんとスネークピットビルの左側に再現されています。
    こちらのビルは柱の形状、一階屋根のデザインや二階のショーウインドウ等、ほぼ同じように再現されています。ちなみに、このビルがデッカードとガフがレオンのホテル捜査のために降り立った場所です。

    さて、WDC5ではシド・ミードの描いたLAを再現するので、スネークピットビルは左側の映像を元にCG化することにします。映画ではスネークピットビルの左側面の奥にチュウの眼工房があるのですが、これもなし。

    とりあえず作り始めました。CGアプリのBlenderを初めて使うので、分からないところをググりながらのノロノロ作業です。シド・ミードのスケッチも寸法がわからないので、おおよその検討で作って更にやりなおしてと、ちっとも前に進みません。ゴールデンウイーク最終日をフルに使って、なんとかスネークピットビルの3階部分まで作ってみました。

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