シド・ミードがブレードランナーのために描いたリドリーヴィルのCG再現計画
今回はヌードルバー ‘WHITE DRAGON’ の作成について。
まず、ヌードルバーについては、詳細なスケッチが存在します。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon08.png)
しかし、今回はこのスケッチではなく実際に映画に登場したヌードルバーを再現します。映画のヌードルバーのシーンと新たに作成するCGシーンとを合致させるためです。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon09.png)
映画版ヌードルバーで特徴的なドラゴンのネオンですが、当初はネオン管をオブジェクトとして作成しようと思っていました。けれど、手間がかかるため画像のマッピングで作成することにしました。
四角いオブジェクトに、「色」「発光」「透明度」用の3種類の画像をマッピングします。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon05.png)
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon11.png)
遠めに見ればネオンに見えます。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon10.png)
今回作成したシーンは、ブレードランナー本編でデッカードが初登場するシーンにつながる重要な部分です。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon12.png)
映画ではヌードルバー上部からJVCショップのショウウインドウまでカメラが移動し、JVCショップのショウウインドウ前に座っているデッカードが登場します。
今回作成するヌードルバーシーンは、この本編映像の前に挿入します。リドリーヴィル上空からヌードルバー上部までカメラが移動し本編映像とつながる予定です。
![](http://whitedragoncut.com/wp-content/uploads/WhiteDragon04.png)
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