Blade Runner White Dragon Cut5 – シド・ミードがブレードランナーのために描いた2019年のLAをCGで再現する ‘シド・ミードLA-CG再現計画 ‘
リスタート
前回の記事でリドリービルのCGを一からやり直すことにしました。目的はポリゴンを減らしてデータを軽くすること。できれば半分以下のデータ量にしたいと思っています。
一からと言っても、全てをゼロから作るわけではありません。基本的には今まで作ってきた形状データ一つずつコピーして流用します。ポイントは、、、
- 見えない部分や無駄なポリゴンは削除
- 同じオブジェクトを複数配置する場合は複製を使わずリンクを使って配置
- ブーリアン演算は使わない
- 質感もライブラリ化して同じ質感を使う
データ量を大きく減らすのは2と3にかかっていると思います。どこまでポリゴンを減らせるかですね。
質感に使うテクスチャ画像は、既に作ったものを流用できるので比較的短時間でリドリービルの3Dを再構築できると思っています。
前回の反省を踏まえて
また、再構築にあたっては前回の作成の中で分かった反省点を改善しながら構築していきます。
例えば、アパートメントの部屋はまず躯体を作り、後からブーリアン演算で躯体に穴を開けていました。この場合、無駄なポリゴンが出来てしまったことと、部屋の位置合わせが大変だったことを踏まえ、今回は躯体をモデリングする際に部屋のスペースも作っておくことにしました。