“Blade Runner White Dragon Cut 5” シド・ミードのLA再現計画、今回はTV Shopの作成です。

映画冒頭デッカードが登場するシーン、彼が新聞を読んでいる建物がTV Shopです。特徴は、、、
・2階建て
・1階店舗にはテレビがずらりと並び、同じ映像が流れている。
・1階店舗の奥壁面に”源”と書かれた電照
・1階上部に”カメラ”と書かれた電照
・2階前面には”JVC”の電照
といったところです。
建物全体を映した映像も映画本編に収録されているので、ほぼ再現できました、、、がっ!
読み取り不可のロゴマークが2つあります。
↓
A・・・円形のロゴマークが薄く描かれているが読み取り不可
B・・・”Attop”と読み取れなくもないが、確信持てず
結局、Aは描かずBは”Attop”としました。なにか情報をお持ちの方がいらっしゃれば是非ご一報ください。
さて、店舗奥に飾られている”源”の電照は、本シーン以外にも何回か別の場所に登場します。中でも源”が大きく映し出されたシーンが、(チュウの目工房シーンの冒頭)レオンがロイに会うために地下道を上がってくるシーンです。この地下道の壁面に源”の電照がディスプレイされています(残念ながら本シーンは未公開カットなのでWDC4で確認してください)。

今回、この”源”の電照を作るにあたり、デザインのベースにしたのがこの地下道のシーンです。本シーンの”源”を静止画で切り出しIllustratorでトレースしました。最終的にPNGで書き出しています。
この”源”の電照は本来はネオン管によるものですが、このような複雑な形状をモデリングすると容量を食ってしまいます。
Blenderでは電照そのものを薄い円柱オブジェクトとして作成し、Illustratorで作成した”源”のPNG画像を円柱のUVマップに貼り付けました。
オブジェクトそのものを発光させることで、ネオン管っぽくしました。
まあ、WDC5本編では映らないかもしれませんが、、、
