ジェリー・ゴールドスミスのリジェクトされたサウンドトラックを完全復活させる「エイリアン・ホワイトドラゴンカット」プロジェクト
没になったスコアが本来どのシーンに使われるはずだったのかのチェックがほぼ終わりました。
ゴールドスミスのオリジナルスコアを改めて聞いてみると、流石にダイナミックで素晴らしいです。特に、アッシュがリプリーを襲うシーンの「It’s A Droid」は場面に合わせて音が踊りまくります。これぞゴールドスミス!
It’s A Droid
さて、実は悩んでいることが一つ
ノストロモ号着陸シーン用に書かれたスコア「The Landing」の尺が、該当シーンの尺と合わないんです。
The Landing
本シーンには劇場公開版・ディレクターズカットのどちらにも「The Landing」の一部が使われています。この使用されている部分に合わせて未使用の部分を合わせると明らかにスコアのほうが1分以上長いんです。
考えられることは、ゴールドスミスが本スコアを書いたときの着陸シーンは、公開さたバージョンよりももっと長かったのではないかということ。ゴールドスミスがスコアを完成させた後に映画が更に編集され短くなった可能性は高いと思います。
例えば、劇場公開版ではカットされていた繭のシーン用に「The Eggs」というスコアをゴールドスミスは書いています。
The Eggs
仮に、着陸シーンが本来は1分以上長かったと仮定すると、カットされたフッテージを入手する必要があります。残念ながら、私はエイリアンの未公開フッテージを全く持っていません。今から集めようと思っていたところなので、存在するのかどうかもわかりません。
情報をお持ちの方がいらっしゃれば、ご指導いただければ幸いです。(本音を書くと「助けて〜!」という感じです^^;)