現在、リドリーヴィルを歩く人々を30体ほど作っています。
人体のモデリングは「Make Human」というオープンソースの人体作成ソフトで行います。
出来上がった人体モデル一つ一つに歩行用のモーションデータを適用していきます。
モーションデータはカーネギーメロン大学がフリーで公開している膨大なモーションキャプチャーデータを使っています。残念ながら、モーションデータを人体モデルに適用しただけでは歩行のプロポーションが若干おかしな状態になります(ガニ股になったり、肩を左右に揺らしながら歩いたりする)。
ここら辺を一体ずつ微調整する地道な作業に1週間ほど費やしています。(まだ半分残ってる!)
単調な作業の繰り返しにより流石に精神的に参ってきた(タバコの量が圧倒的に増えた)ので、ちょっとお遊びでスピナーの離陸シーンを作ってみました。
映画では離陸するスピナーを道路側から撮った映像になっていますが、ホワイトドラゴンカット5では歩道側から歩行者越しに離陸するスピナーを捉えた映像を追加したいと思っています。
今回はあくまでもテスト編集です。歩行者の数も少ないですし、そもそもスピナーの向きが逆になっています。逆になっている理由はスピナーの反対側がまだ完成していないから^^;
本映像の作成にまる二日を費やしましたが、当初イメージしていた通りに行かない所等も見つかり正規版作成に向けての正にテストとなりました。そしてなにより、いい息抜きになった!さてさて、残り15体のモーションデータ修正に戻るとします。