映画「ブレードランナー」で、2019年ロサンゼルスを走るイエローキャブが「メトロキャブ」です。

しかし、シド・ミードが描いたオリジナルのメトロキャブは映画のものとデザインが違います。

シド・ミード版と映画版メトロキャブの大きな違いは3つ
- コクピットの形状
シド・ミード版メトロキャブのコクピットは、左側面が斜めに切り込んだ複雑な形状をしています。また、ウインドウが足元まで伸びる大きなものです。
※シド・ミードのイラストにはコクピットの左側面は描かれていませんが、ヘッドライトが埋め込まれているフロント部の形状から、コクピットの左側面は斜めに切り込まれていると推測できます。 - バンパーの形状
シド・ミード版メトロキャブのバンパーは、ボディラインとなめらかに続く形状をしています。 - 客室ドアの大きさ
シド・ミード版メトロキャブの客室ドアは側面全体を覆うおおきなものです。
※ただし、シド版の客室ドアの場合、ドアが左右にスライドするためのスペースがないため、物理的にドアの開閉は無理だと思われる(観音開きなら開閉可能)。
ブレードランナーー・ホワイトドラゴンカット5には、映画版メトロキャブに加えてシド・ミード版メトロキャブも登場する予定です。



