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エイリアン・ホワイトドラゴンカットの編集をスタートします

エイリアン・ホワイトドラゴンカットの編集をスタートします。

先週、ブレードランナー・ホワイトドラゴンカットを4K編集でやり直すことを宣言しましたが、これは言い方を変えれば「最初から作り直す」ということです。

正直、精神的にヘビーすぎる!

とうわけで、気分転換にエイリアンの編集を並行して行うことにしました。

さて、エイリアン・ホワイトドラゴンカットの最大のコンセプトは

ボツになったジェリー・ゴールドスミスのサウンドトラックを完全復活させる!

ということ。

映画「エイリアン」のサウンドトラックを書いたのは米国の作曲家ジェリー・ゴールドスミス。アクション映画のサウンドトラックを書いたら、おそらく彼の右に出るものはいないと思います。

ジェリー・ゴールドスミス

ナショナルフィルの演奏で録音された「エイリアン」のサウンドトラックは、ゴールドスミスらしいダイナミックな楽曲の中に、印象的な旋律を織り込んだ彼の代表作の一つとも言えるものでした。映画公開前に先行して発売されたアルバム(LP)には、そんなダイナミックなゴールドスミスの楽曲が多数収められていました。

ところが!いざ映画を観てみると、公開された映画本編にはLPに収録されている曲が殆ど使用されていなかったのです!LPの曲が使用されていたのはホンの数カ所のみ。こともあろうにオープニング曲やエンディング曲までリジェクトされていたのでした。

なぜ、ゴールドスミスのサウンドトラックはリジェクトされてしまったのでしょうか?

映画作成時に、監督リドリー・スコットがゴールドスミスとの打合せを殆ど行わなかった事が、大きな原因だと言われています。リドリー・スコットは、ダイナミックな曲ではなく無機質で静かな曲を欲していたようなのです。

その結果、サウンドトラックが完成した後になって、リドリー・スコットはゴールドスミスにオープニング曲の書き換えを依頼しています(映画で使用されたのはそちらのバージョン)。
また、オープニング曲以外は、ゴールドスミスの過去作「フロイド/隠された欲望」の音楽を流用、エンディング曲には現代クラシック作曲家ハワード・ハンソンの「交響曲第2番」を使用しました。

「エイリアン・ホワイトドラゴンカット」では、リジェクトされたジェリー・ゴールドスミスのサウンドトラックを本来あるべき場所に戻します。

エイリアンの完全版サウンドトラックCD(INTRADAレーベル)

リソースは2007年にサウンドトラック専門レーベルINTRADA(米)から発売されたエイリアンの完全版サウンドトラックCDです。本CDにはゴールドスミスが「エイリアン」のために書いた全ての楽曲が収められ、リーフレットにはリジェクトされた楽曲が本来どの部分に使用されるはずだったかが詳細に記載されています。

エイリアン・ホワイトドラゴンカットではこのCDをリソースに、ジェリー・ゴールドスミスがイメージしていた「エイリアン」を完全再現します。

エイリアン・ホワイトドラゴンカットは以下のスケジュールで2つのバージョンに分けてリリースする予定です。

<エイリアン・ホワイトドラゴンカット バージョン1>
「エイリアン(劇場公開版)」のサウンドトラックを、リジェクトされたジェリー・ゴールドスミスのスコアに置き換えたバージョン
2021年にリリース

<エイリアン・ホワイトドラゴンカット バージョン2>
バージョン1にディレクターズカットと未公開シーンを追加した完全版
2024年にリリース

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