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    スピナーをトランスフォームさせろ!パート4

    ポリス・スピナーの走行形態から飛行形態へのトランスフォームの完全再現計画、今回は第四回目です。

    後部ノズルとリアバンパーのトランスフォーム

    前回までに前輪の格納、タイヤカバーの移動とフロントライトの格納ギミックの作成を完了しました。今回は後部ノズルとリアバンパーのトランスフォームに挑みます。
    映画の企画段階では、ポリススピナーの後部ノズルは走行形態時にはボディー内部に収納され、更にリアバンパーがノズル部を覆い隠すようにせり上るようになっていました。
    しかし映画で使われた実物大のプロップではノズルもバンパーも飛行形態の状態で固定されていたようです。
    しかしミニチュアプロップの中にはノズルが格納されリアバンパーがせり上がったものが存在したようです。

    ポリススピナーの実物大プロップ
    ノズルとバンパーは飛行形態の状態で固定されている。
    ノズルが収納されバンパーがせり上がった状態のミニチュアプロップ


    ここら辺の検証についてはブレードランナー研究家の第一人者、故に〜ぜき氏のブログに詳しく書かれていますので是非ご一読してください。

    故に〜ぜき氏のブログ
    <All That Blade Runner by NYzeki>

    リアバンパーはどう動くのか?

    さて、疑問が一つあります。リアバンパーはどのように動いて後部ノズルを覆い隠すのか?とうこと。
    僕はバンパーはボディ側の端を基点にして角度を変えることでノズル部を覆い隠すと思っていました(タイプA)。
    ところがバンパーそのものが上下に稼働するという可能性も浮上してきました(タイプB)。

    ここにポリス・スピナーのブループリントがあります。
    このブルー・プリントに描かれているバンパーの形状を見ると、バンパーはB方式で稼働しなればボディー側の形状と上手く合わないのです。

    ポリス・スピナーのブループリント
    バンパーの形状からB方式で稼働しなければボディ側の形状と合わない。

    ところが、実物代プロップのバンパーを見てみるとブループリント通りに作られていないことがわかります。実物大プロップのバンパー形状の場合、A方式で稼働しなければボディー側の形状と合わなくなります。

    実物大プロップのバンパー形状の場合、A方式で稼働しなければボディ側の形状と合わない。

    つまり、バンパーの稼働方式をA方式、B方式のどちらにするかという事は、ブループリントと実物代プロップのどちらのバンパー形状を採用するかという事になるわけです。

    はたして僕はどちらのバンパー形状を採用するのか?
    結果は次回で!

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