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SnakePit (2)

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前回の記事でSnakePit内部にゾーラのスネークダンスステージを組み込もうと思いつきました。早速作ってみます。

シド・ミードのスネークピット

このダンスステージはシド・ミードがスネーク・ピットのスケッチの一部として描いていましたが、’BladeRunner’本編では予算の関係から撮影されなかったものです。

シド・ミードが描いたスネーク・ピットとダンスステージ

彼が描いたスネークピットは二階層で、1階は真ん中に円形のカウンターとそれを囲むようにテーブル席があります。カウンターの上はそのまま吹き抜けになり、2階はテーブル席のみ。
面白いのは、ダンスステージが1階中央の酒棚の上に設置されているということ。ダンスステージがそのまま酒棚を兼ねているという構造。ダンサーは1階と2階の中間で踊ることになります。

WDC5のスネークピット

さて、WDC5ではこのダンスステージを再現します。ゾーラがスネークダンスを踊るシーン用にミードのスケッチを細部まで再現したCGIを作る予定です。
ただし、今回は店の外観を映した俯瞰映像のためのCGIです。おおよそ出来上がった段階で俯瞰映像に使用するつもりです。

作成中のスネークピットCGI

スネーク・ピットについて気づいたこと2つ

このCGIを作っていて気づいた事が2つあります。

  1. スネークピット外観のCGI。ビルの2階・3階部分の2フロアをスネークピットとして作成

    フロアは二階層だが、3階分のフロアを専有している
    店内部をミードのスケッチのようにするには1階部分の天井が7m〜8m必要です。
    この8mというのは一般的な2階天井の高さです。となると2階部分は実際には3階の高さにあることになります。
    これに気づくのが遅すぎ、スネークピットの外観は2階分のスペースで作ってしまいました。
    なんとか2階分のスペースにステージを収めるために、今回作った俯瞰映像用のCGIでは実際の高さより低めにしています。

  2. ダンスステージの位置はスケッチと映画で違う
    前述のようにミードのスケッチではステージは円形カウンター内部に立ち上がっています。カウンターに座っているデッカードがゾーラのダンスを観る際には上を見上げるはずです。

    スネークダンスを観るデッカード。後ろを向いている。

    しかし、映画本編では、カウンターに座っているデッカードは後ろを振り向きダンスを観ます。つまり映画本編ではステージはデッカードの後ろにあることになります。
    これはWDC5を作る際には厄介な問題です。デッカードが上を見上げる映像を他のシーンから持ってこなくてはいけません。それなりの映像は見つかると思いますが(例えば、デッカードがブラッドベリービルでブリンプを見上げるシーン)、違和感なく繋がるかどうかはやってみないと分かりません。

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